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=LOVE「こくりちゅ、して!」国立競技場を熱狂で包み込んだ2日間、ついに夢の東京ドームへ

=LOVEが6月20日と21日に東京・MUFGスタジアム(国立競技場)にて単独コンサート「=LOVE STADIUM LIVE『Beyond "KYUN"♡』」を開催した。

「=LOVE STADIUM LIVE『Beyond "KYUN"♡』」DAY2の様子。©YOANI / ソニー・ミュージックレーベルズ

指原莉乃によるプロデュースのもと2017年にデビューした=LOVE。昨年リリースした楽曲「とくべチュ、して」をきっかけに本格的なブレイクを果たした彼女たちは、今年4月に神奈川・横浜スタジアムでの2DAYSコンサートを成功させたばかりだ。国立競技場公演はその動員数を上回るグループ史上最大規模の単独コンサートとなったが、両日ともにチケットはソールドアウト。両日合わせて約13万2千人のファンが会場に集まった。初日はあいにくの雨に見舞われたものの、2日間ともに天候や会場のスケールに負けない堂々としたステージを展開し、観客を熱狂の渦に巻き込んだ。

1曲目はブレイクのきっかけになったあの曲

開演時刻を迎えると、おなじみの「Overture」とともに、巨大なLEDビジョンにオープニング映像が映し出される。そしてそれぞれのイメージカラーを押し出した鮮やかな衣装を身にまとったメンバーがステージに登場すると、会場が割れんばかりの大歓声で包まれた。スパークラーが激しく火花を散らす中、記念すべき国立競技場公演の幕開けを飾ったのは、=LOVEの人気と知名度を大きく押し広げたキラーチューン「とくべチュ、して」だ。センターの佐々木舞香による「こくりちゅ、して!」というひと言を合図に曲がスタートすると、メンバーの歌声と観客のコールが国立競技場を揺らした。

「=LOVE STADIUM LIVE『Beyond "KYUN"♡』」DAY1の様子。©YOANI / ソニー・ミュージックレーベルズ
「=LOVE STADIUM LIVE『Beyond "KYUN"♡』」DAY1の様子。©YOANI / ソニー・ミュージックレーベルズ

その後も=LOVEは笑顔を輝かせながら生き生きとしたパフォーマンスを展開。「Oh!Darling」ではメンバーが花道を通ってアリーナ後方のムービングステージへ。観客とともに勢いよくタオルを振り回しながら大きな一体感を生み出した。このほか、メンバーが互いの魅力を伝えていく“他己紹介ソング”の「ヒロインズ」で上昇する舞台装置、音嶋莉沙がセンターを務める「お姫様にしてよ!」でトロッコを演出に取り入れるなど、どの座席の観客も置き去りにしないスケールの大きなパフォーマンスが繰り広げられていく。本公演に向けて髪をピンク色に染めた齋藤樹愛羅や髪色も髪型も変えた野口衣織など、メンバーのビジュアルにも関心が集中。最初のMCでは佐々木舞香が満員の客席を見渡して「すっごい泣きそうです」と感動を口にしたのち、「みんなみんな幸せにするために、今日1日がんばっていきたいと思います!」と意気込んだ。

「=LOVE STADIUM LIVE『Beyond "KYUN"♡』」DAY2の様子。©YOANI / ソニー・ミュージックレーベルズ
「=LOVE STADIUM LIVE『Beyond "KYUN"♡』」DAY2の様子。©YOANI / ソニー・ミュージックレーベルズ

吹奏楽部とのコラボ、噴水演出、動物衣装

次のブロックでは笛の音を合図に、大勢のブラスバンドがステージに並んで観客の注目を浴びる。今回のライブに特別参加した京都橘高等学校の吹奏楽部の面々だ。キュートなハットやリボンが印象的な新たな衣装に着替えた=LOVEは、ブラスバンドの生演奏を加えた特別なアレンジで「Be Selfish」を届け、さらにマフラーを巻いて「僕らの制服クリスマス」を歌唱。「Want you!Want you!」では髙松瞳が華麗なバトン捌きを披露して拍手喝采を浴びた。

京都橘高等学校の吹奏楽部とコラボレーションする=LOVE。©YOANI / ソニー・ミュージックレーベルズ
京都橘高等学校の吹奏楽部とコラボレーションする=LOVE。©YOANI / ソニー・ミュージックレーベルズ
京都橘高等学校の吹奏楽部とコラボレーションする=LOVE。©YOANI / ソニー・ミュージックレーベルズ
京都橘高等学校の吹奏楽部とコラボレーションする=LOVE。©YOANI / ソニー・ミュージックレーベルズ

多彩なステージが続く中、ユニット曲やソロ曲もセットリストに。齋藤と野口が“気高くミステリアスな夜のショータイム”をコンセプトにした「Queens」をクールにパフォーマンスしたかと思えば、佐々木が一途な片思いをつづった「真夜中マーメイド」を情感たっぷりに歌い上げる。「真夜中マーメイド」の終盤にはステージ前方に大規模な噴水が噴き上がり、幻想的な光景を作り出して観客を驚かせた。次に披露された「劇薬中毒」でも炎や噴水を用いた壮大な演出が飛び出し、“解毒不能”な恋愛に溺れていく楽曲の世界観をより色濃くした。

「=LOVE STADIUM LIVE『Beyond "KYUN"♡』」DAY2の様子。©YOANI / ソニー・ミュージックレーベルズ
「=LOVE STADIUM LIVE『Beyond "KYUN"♡』」DAY2の様子。©YOANI / ソニー・ミュージックレーベルズ
「=LOVE STADIUM LIVE『Beyond "KYUN"♡』」DAY2の様子。©YOANI / ソニー・ミュージックレーベルズ
「=LOVE STADIUM LIVE『Beyond "KYUN"♡』」DAY2の様子。©YOANI / ソニー・ミュージックレーベルズ

続いてメンバーは動物をモチーフにしたキュートかつ個性豊かな衣装にチェンジ。再びトロッコに乗り込んで「『ドライブ デート 都内』」を歌い、愛嬌たっぷりのセリフと表情で観客の心を鷲づかみに。「しゅきぴ」や「仲直りシュークリーム」でも愛らしいパフォーマンスを目いっぱい届けた。

「=LOVE STADIUM LIVE『Beyond "KYUN"♡』」DAY2の様子。©YOANI / ソニー・ミュージックレーベルズ
「=LOVE STADIUM LIVE『Beyond "KYUN"♡』」DAY2の様子。©YOANI / ソニー・ミュージックレーベルズ

ペンライトの光が作り出した「=LOVE」の文字

日が暮れ始めた頃、=LOVEは幕間映像を通して、座席に貼られたシールに合わせてペンライトの色を白、もしくはピンクに変えるように観客に伝える。すると、ペンライトの光で形作られた「=LOVE」の文字とハートマークが客席に浮かび上がり、感嘆の声が漏れた。その後、プリンセスのようなきらびやかな衣装で登場したメンバーは、生バンドの躍動感あふれる演奏に合わせ、齋藤樹愛羅がセンターを務める「お姫様の作り方」や、振付の一部を真似する“体幹チャレンジ”がSNSで話題になった「超特急逃走中」をパフォーマンス。さらに会場全体をパワフルに煽ると、ロックナンバー「Junkies」を繰り出した。場内の熱量がより一層膨らむ中、「モラトリアム」では客席一面が鮮やかなグリーンに染まり、センターを務める諸橋沙夏が感極まった表情を浮かべる場面も。1つのライブの中で多種多様なハイライトが生まれた。

客席に浮かび上がった「=LOVE」の文字とハートマーク。©YOANI / ソニー・ミュージックレーベルズ
客席に浮かび上がった「=LOVE」の文字とハートマーク。©YOANI / ソニー・ミュージックレーベルズ
「=LOVE STADIUM LIVE『Beyond "KYUN"♡』」DAY2の様子。©YOANI / ソニー・ミュージックレーベルズ
「=LOVE STADIUM LIVE『Beyond "KYUN"♡』」DAY2の様子。©YOANI / ソニー・ミュージックレーベルズ

コンサートがラストスパートに突入すると、「青春"サブリミナル"」や「夏祭り恋慕う」などのライブの人気曲が間髪をいれずに披露される。「夏祭り恋慕う」の佐々木のパートでは盛大な「舞香!」コールが響き、会場を強固な連帯感が支配。本編ラストを飾った「絶対アイドル辞めないで」では国立競技場の屋根の上に鮮麗な花火が次々に打ち上がり、この特別な瞬間を彩った。

MUFGスタジアム(国立競技場)の上に打ち上がる花火。©YOANI / ソニー・ミュージックレーベルズ
MUFGスタジアム(国立競技場)の上に打ち上がる花火。©YOANI / ソニー・ミュージックレーベルズ

「指原さん、東京ドーム、一緒に行きましょう!」

割れんばかりの「イコラブ」コールに応える形で始まったアンコール。初日公演ではメンバーがサッカー日本代表のユニフォームを着て登場し、歓声を巻き起こす。マクドナルドのWeb CM「VIVA!ワールドマックを食べられる」でサッカースタジアムを舞台に「ラブソングに襲われる」を歌唱している彼女たちは同曲を披露し、「FIFAワールドカップ2026」に臨んでいる日本代表にエールを送った。続いて=LOVEは「この空がトリガー」「探せ ダイヤモンドリリー」などを休みなく畳みかけ、公演本編以上の勢いでライブの盛り上がりを加速させていく。「探せ ダイヤモンドリリー」の間奏では客席にマイクを向け、観客が繰り広げるシンガロングに笑顔で耳を傾けた。

サッカー日本代表のユニフォームを着てパフォーマンスする=LOVE。©YOANI / ソニー・ミュージックレーベルズ
サッカー日本代表のユニフォームを着てパフォーマンスする=LOVE。©YOANI / ソニー・ミュージックレーベルズ

続くMCでは特報映像が上映され、今後のコンサートの新たな予定がアナウンスされた。初日公演では10月15、16日に東京・TOYOTA ARENA TOKYOで活動9周年を記念したコンサート「=LOVE 9th ANNIVERSARY PREMIUM CONCERT」が行われることが明らかに。そして2日目公演ではメンバーが東京・東京ドームで踊る映像が映し出され、歓喜と興奮の感情が交ざった大歓声が沸き起こる。かねてから目標としていた東京ドームでの単独コンサートが2027年1月19、20日に行われることが発表された。

リーダーの山本杏奈は「みんながいてくれるから立てるステージです。全員でつかみ取った東京ドームです! このままメンバー10人で東京ドームに行けるかなと不安になったときもありました。だけど、私はここにいる10人で東京ドームに立ちたかったです。だから、こうして1月19日と20日に東京ドーム2DAYSという夢が叶って本当に本当に幸せです」と目に涙を浮かべながら喜びを言葉に。「感謝を伝えたい人がいます」と切り出すと、「指原さん、東京ドーム、一緒に行きましょう!」と笑顔で声を張った。

この発表を経て=LOVEが歌った楽曲は「笑顔のレシピ」。山本がセンターを務めるこの曲は、「あのステージに立ちたい」という歌詞が象徴するように東京ドームへの思いをつづったナンバーで、同会場をバックに撮影されたミュージックビデオもメンバーやファンの記憶に強く刻まれている。涙をあふれさせながら歌い始めたメンバーは、ステージ上で円陣を組んで互いの感情と絆を確かめ合うと、「ここまで連れてきてくれて、本当にありがとう!」と客席に向かってありったけの思いをぶつけた。

さらにグループの原点である楽曲「=LOVE」も披露され、グループ史上最大規模のコンサートの成功を祝すように華やかな銀テープが放たれた。しかしここでコンサートは終わらず、鳴り止まないファンの熱烈な声に導かれるようにダブルアンコールへ。=LOVEの次なるフェーズが始まることを告げるように、メンバーは「スタート!」を晴れやかに響かせ、公演タイトル通り最後までファンに"KYUN"を届けた。

「=LOVE STADIUM LIVE『Beyond "KYUN"♡』」DAY1の様子。©YOANI / ソニー・ミュージックレーベルズ
「=LOVE STADIUM LIVE『Beyond "KYUN"♡』」DAY1の様子。©YOANI / ソニー・ミュージックレーベルズ

セットリスト

=LOVE STADIUM LIVE「Beyond "KYUN"♡」MUFGスタジアム(国立競技場)

2026年6月20日

01. とくべチュ、して
02. Oh!Darling
03. ナツマトペ
04. ヒロインズ
05. お姫様にしてよ!
06. Be Selfish
07. 僕らの制服クリスマス
08. ラブソングに襲われる
09. Want you!Want you!
10. Queens
11. 真夜中マーメイド
12. 劇薬中毒
13. 「ドライブ デート 都内」
14. しゅきぴ
15. 木漏れ日メゾフォルテ
16. 仲直りシュークリーム
17. お姫様の作り方
18. 超特急逃走中
19. 内緒バナシ
20. Junkies
21. モラトリアム
22. 青春"サブリミナル"
23. 夏祭り恋慕う
24. 絶対アイドル辞めないで
<アンコール>
25. ラブソングに襲われる
26. 海とレモンティー
27. だからとて
28. この空がトリガー
29. 探せ ダイヤモンドリリー
30. =LOVE

2026年6月21日

01. とくべチュ、して
02. Oh!Darling
03. ナツマトペ
04. ヒロインズ
05. お姫様にしてよ!
06. Be Selfish
07. 僕らの制服クリスマス
08. ラブソングに襲われる
09. Want you!Want you!
10. Queens
11. 真夜中マーメイド
12. 劇薬中毒
13. 「ドライブ デート 都内」
14. しゅきぴ
15. 木漏れ日メゾフォルテ
16. 仲直りシュークリーム
17. お姫様の作り方
18. 超特急逃走中
19. 内緒バナシ
20. Junkies
21. モラトリアム
22. 青春"サブリミナル"
23. 夏祭り恋慕う
24. 絶対アイドル辞めないで
<アンコール>
25. だからとて
26. この空がトリガー
27. 探せ ダイヤモンドリリー
28. 笑顔のレシピ
29. =LOVE
<ダブルアンコール>
30. スタート!

今後の公演情報

=LOVE 9th ANNIVERSARY PREMIUM CONCERT

2026年10月15日(木)東京都 TOYOTA ARENA TOKYO
2026年10月16日(金)東京都 TOYOTA ARENA TOKYO

=LOVE 東京ドーム公演

2027年1月19日(火)東京都 東京ドーム
2027年1月20日(水)東京都 東京ドーム

提供元:音楽ナタリー