ブライアン新世界、不器用な思いやりを描いた「プロポーズソング」で80年代後半オマージュ
ブライアン新世界が本日5月14日に新曲「プロポーズソング」を配信リリース。合わせて同曲のミュージックビデオがYouTubeで公開された。

「プロポーズソング」は、ブライアン新世界が“自己内省三部作”と命名したセルフプロデュースシリーズの第2弾シングル。大江千里、KANなどの作品に代表される1980年代後半の邦楽ポップスマナーを意識し、不器用ながらも相手を思いやる等身大の気持ちを描いたポップロックサウンドとなっている。MVもまた、当時のブラウン管テレビを想起させる4:3の画角で作られた懐かしい仕上がりだ。
ブライアン新世界 コメント

よく、シャキッとしなさい!と小さい頃から言われていた引っ込み思案でなよなよしていた僕は、ずっと強がって冷静にドジを踏まない人に見せようとして、本来の自分でない自分で色んな人に接してきました。恋愛でもそうです。
本当は情けなくて格好つかない全然うまく立ち回れない自分がいて、でもそんな自分を認めちゃうことも逃げというか、あきらめになってしまうと思ってました。
それでも、そんな自分を受け入れることこそ、受け入れて弱いところを見せられてこそ、相手を本当の意味で信頼できるし、相手を愛する気持ち、愛おしいと思う気持ち、守りたいと思う気持ちはお互いのおっちょこちょいで至らないところも否定せず笑い合える関係だと思うんです。
その気持ちをしっかり大切な人に届けたいと思っている方に、何とかぎりぎり頑張って打ち明けてるシンガーソングライターがいるんだな…!って姿を見せて、背中を少しでも押せたら嬉しいです。
提供元:音楽ナタリー