植田真梨恵、独立経て3年ぶりのアルバム「時間は止まりたがっている」発売
植田真梨恵のニューアルバム「時間は止まりたがっている」が9月24日にリリースされる。

2023年に株式会社ギザアーティストから独立し、ライブを中心に活動を行ってきた植田。彼女がオリジナルアルバムを発表するのは、2022年9月リリースの「Euphoria」以来3年ぶりとなる。「時間は止まりたがっている」にはRanとのコラボ曲「Lady Frappuccino,」のセルフカバー、配信シングル曲「恥ずかしい」「アストロフォーインダストリアル」「田んぼ・トライアル・パチンコ屋」を含む10曲が収められる。
またYouTubeでは配信シングル曲「田んぼ・トライアル・パチンコ屋」のミュージックビデオが公開された。このMVはニュージーランドにて、植田と彼女のマネージャーの2人だけで撮影を実施。編集も植田自身が手がけている。
さらに本日7月31日には新曲「SAD VACATION」が配信リリースされた。この曲はアルバム「時間は止まりたがっている」にも収められる。
このほか植田は10月からワンマンツアー「LIVE TOUR 2025『時間は止まりたがっている』」を開催。10月19日の愛知・ElectricLadyLandから11月1日の大阪・東京建物 Brillia HALL 箕面 小ホールまで計4会場を巡る。ローソンチケットでは8月11日23:59までチケットの先行予約を受け付けている。
植田真梨恵 コメント
独立して「恥ずかしい」という楽曲の完成形をリリースして、この曲を含むアルバムを作るのにどんなものがふさわしいのだろうか?と考えていました。
今もまだ渦中にいて、きっちりした答えを持ちながら制作できているわけではないけど、無機質なビートと有機的な上物と歌が乗っかるような音像にしたいなーというのが最初のとっかかりでした。ギターと歌をシンプルな幹にボイスメモ録音一発でデモにしていた以前とは変わって、MTRに向かってエレピでコードを弾いてベース入れて、アコギを叩いてビートにして、これまでよりも音数を必要最低限に削ぎ落として、人間の揺れるタイム感で作っていきたいなーと思いながらデモを録っています。
新しいやり方にふみこんだつもりで実験的に作っているうちに、かえって自分が大切にしたいことが浮き彫りになってきました。
最近感じているのは、長い歴史の中でたくさんの歌がこの世に生まれて、流行して、その時代感を作ってきたよなということ。90年代っぽい!80年代っぽい!70年代っぽい!というイメージが音楽やファッションから感じられることが今の私にとって面白く、尊いなと思います。さまざまなものが時代の流れのリバイバルで、かっこよく感じたりダサく感じたりしていく中で、この2025年の今現在の自分が、今らしく新しく作れるものとはっていうことについてはまだ全然わからないけど、このアルバムを作りながら、しっかり人間の力でエネルギッシュに音楽を作っていきたいなと思っています。
音楽が好きだけど、その中でも歌が好きで、歌の中でもかっこよくておもしろくて悲しい歌が好きです。「時間は止まりたがっている」というアルバムにしっかりパワーが宿せますように。先行シングルをお供に、アルバムの完成を楽しみにしていてください。
植田真梨恵「時間は止まりたがっている」収録予定曲
・恥ずかしい
・アストロフォーインダストリアル
・田んぼ・トライアル・パチンコ屋
・SAD VACATION
・Lady Frappuccino,
・百獣の王
・ロマンスを超えろ
など全10曲収録。
植田真梨恵 LIVE TOUR 2025「時間は止まりたがっている」
2025年10月19日(日)愛知県 ElectricLadyLand
2025年10月25日(土)福岡県 久留米シティプラザ 久留米座
2025年10月30日(木)東京都 LIQUIDROOM
2025年11月1日(土) 大阪府 東京建物 Brillia HALL 箕面 小ホール
提供元:音楽ナタリー