SSW来海1stアルバムはクニモンド瀧口プロデュース、「Woman “Wの悲劇”より」カバーも
シンガーソングライター・来海(くるみ)の1stフルアルバム「TORIGUNI」が12月17日にリリースされる。

来海は2001年福岡県生まれで、2019年にバンド・SHAKYを結成。2022年にバンドを解散したあと、SSWとしての活動を本格的に開始した。2023年にはクニモンド瀧口(RYUSENKEI)が主催するレーベル・CMT Recordsのオーディションを受けて合格。歌謡曲をベースに、エレクトロニックミュージックやジャズの要素を盛り込んだ楽曲を制作している。
CMT Recordsからリリースされる「TORIGUNI」は来海にとって初のフルアルバムで、瀧口がプロデューサーとして参加。配信シングル曲「ウイスキー」「wolf moon」「Toriguni」をはじめ、瀧口が作詞作曲を手がけた「Kasabuta」、薬師丸ひろ子「Woman “Wの悲劇”より」のカバーなど10曲が収められる。YouTubeでは「ウイスキー」のミュージックビデオが公開されている。

クニモンド瀧口(RYUSENKEI)コメント
こういうアルバムが聴きたかった!
たぶん、僕の人生の中で、何年経っても聴いているアルバムだと思う。
来海は北九州出身のシンガーソングライター。
実は、彼女が高校生の頃からSHAKYというバンドで活動していて、一部の音楽好きからは注目されていた存在だったのだ。しかし、突然の解散、とても残念だった。その後、彼女はシンガーとして、他のアーチストともコラボレーションをしていて、密かに応援していた。
2023年に僕のレーベルCMTレコード(ディスクユニオン・ディストリビュート)のオーディションを開催した。その時に、応募してきてくれたのだった。たくさんの応募の中から、忖度無し、フラットな視点で選んだのだが、彼女のデモテープがダントツに素晴らしかった。鳥肌が立ったのを今でも覚えている。
そこから、時間はかかってしまったのだけど、僕がプロデュースをして、佐藤五魚さんをはじめ、様々なミュージシャンの協力で、このアルバムが完成した。音像にもこだわり、マイク選びから、録音、ミックス、マスタリングを担当した平野さん(スタジオハピネス)には大変お世話になった。おかげで、とても満足のいくアルバムとなった。
約2年かかったこのアルバムを、皆さんにご紹介できるのがとても楽しみだ。皆さんの生活の中で、流れているのを想像するだけでワクワクする。
僕が自信を持ってお届けする、来海のアルバム「TORIGUNI」を、何卒よろしくお願いいたします。
来海「TORIGUNI」収録曲
01. Toriguni
02. wolf moon
03. ウイスキー
04. Woman “Wの悲劇”より
05. 天使になった日
06. Kasabuta
07. 蒼の砂
08. しあわせ
09. イイキモチ
10. 夜中のおわり
提供元:音楽ナタリー