蓮沼執太フィルが野外レコーディングした新作音源配信、売上はパレスチナ支援団体へ寄付
蓮沼執太フィルの新作音源「Vanish, Memoria(open-air recording mix)」が本日7月4日にBandcampにて配信リリースされた。


「Vanish, Memoria」は2022年に発表された蓮沼のソロ作品。もともとは蓮沼が2022年に行ったフィルコンサート「消憶 きおく」のために書き下ろした楽曲だったが、コロナ禍によりフィル編成での収録が困難になったことから、メンバーの石塚周太(G)と、アメリカ・ニューヨーク在住のドラマー、グレッグ・フォックスによってレコーディングされた。
そしてこのたび蓮沼フィルでの野外レコーディングが実現。開放的な空間での有機的なアンサンブルが生き生きと感じられるサウンドに仕上がっている。録音およびミックスは久保二朗と葛西敏彦が担当。楽曲の売上は制作コストを差し引いた全額がパレスチナ支援団体へ寄付される。
また蓮沼は7月6日に東京・MY Shokudo Hall & Kitchenで行われるチャリティイベント「PCRF in Tokyo: Performance and Talk」に出演。当日は数曲の弾き語りパフォーマンスが予定されている。イベント参加チケットはPeatixにて販売中。
蓮沼執太 コメント
2022年12月の恵比寿ガーデンホールで行ったコンサート公演「消憶|きおく|Vanish, Memoria」から、2023年リリースのソロアルバム「unpeople」に収録された「Vanish, Memoria」。かたちを変えて継続的にアクションを起こしてきました。そして2025年、この楽曲を蓮沼執太フィルの皆で、屋外という開放的な空間で一発レコーディングをし、今回「オープンエアー・レコーディング・バージョン」として発表します。
楽曲の音源制作とアートワークの技術的なコストを差し引いた、全額の利益をパレスチナ・ガザ地区への支援団体へ寄付します。現在、寄付先を検討しており、決まり次第公表します。
提供元:音楽ナタリー