Ado×宮本浩次×まふまふのトリプルタッグ実現、映画「沈黙の艦隊 北極海大海戦」主題歌に決定
Adoの新曲「風と私の物語」が、9月26日に公開される映画「沈黙の艦隊 北極海大海戦」の主題歌に決定した。


「沈黙の艦隊 北極海大海戦」は、1988年から1996年までマンガ雑誌「モーニング」で連載された、かわぐちかいじの同名マンガを原作とした映画シリーズの第2弾。極寒の北極海を舞台に激しい魚雷戦が展開される一方、地上では衆議院解散総選挙が行われ、緊迫した政治戦も繰り広げられる。大沢たかおが主演を務め、共演者には上戸彩、津田健次郎、中村蒼、江口洋介といった面々が名を連ねる。
Adoは、2023年9月に公開されたシリーズ第1弾「沈黙の艦隊」でも主題歌を担当。前作の主題歌「DIGNITY」はB'zが楽曲提供を手がけた作品で、B'zが日本のアーティストに初めて提供した楽曲としても話題を集めた。
新曲「風と私の物語」は、作詞作曲を宮本浩次、編曲をまふまふが担当。宮本は「この曲をつくるにあたって、AdoさんのスタッフからAdoさんがとても散歩が好きで、ツアーのあいまやプライベートでも、日本でも、外国でも、よく散歩をされているというエピソードをうかがいました。Adoさんの目にうつった町のきらめきや、頬に感じる風をイメージしてこの『風と私の物語』をつくりました」とコメントしている。一方、今回でAdo作品に携わるのが3回目となるまふまふは「宮本浩次さんが書かれた楽曲をアレンジするというお話で、映画の作風に寄り添っていく点も責任重大でしたが、みなさんが納得する作品にできたようでホッとしております。デモから感じる熱量に負けないよう、精一杯務めましたので、お楽しみいただけますと幸いです」と語っている。
YouTubeでは、主題歌が流れる映画の予告映像が公開中。
コメント
Ado
新曲の「風と私の物語」が「沈黙の艦隊 北極海大海戦」の主題歌に決まりました。
なんと、今回書き下ろしていただいたのは宮本浩次さん。そして編曲はまふまふさんです。
前代未聞の組み合わせ、一体どんな曲が誕生したのか……
思わず口ずさんだあの頃の歌のような、懐かしさが溢れるような楽曲です。
是非楽しみにしていてください。
宮本浩次
この曲をつくるにあたって、AdoさんのスタッフからAdoさんがとても散歩が好きで、
ツアーのあいまやプライベートでも、日本でも、外国でも、よく散歩をされているというエピソードをうかがいました。
Adoさんの目にうつった町のきらめきや、頬に感じる風をイメージしてこの「風と私の物語」をつくりました。
映画館いっぱいにAdoさんの素晴らしいうたごえが響きわたることを夢見ながら。
まふまふ
編曲を担当させていただきました、まふまふと申します。
Adoさんの作品に携わらせていただくのは、光栄なことに今作で3度目となりました。
宮本浩次さんが書かれた楽曲をアレンジするというお話で、映画の作風に寄り添っていく点も責任重大でしたが、
みなさんが納得する作品にできたようでホッとしております。
デモから感じる熱量に負けないよう、精一杯務めましたので、お楽しみいただけますと幸いです。
このような機会をくださったAdoさん、宮本さん、関係者の皆様にはとても感謝しております。
大沢たかお (主演 / プロデューサー)
「沈黙の艦隊 北極海大海戦」は、
前作以上にスケールが大きくて、張りつめた緊張感で構成された、異次元の作品となりました。
そんな中で、エンドロールと共にAdoさんの「風と私の物語」が流れた瞬間、
まるで鋼鉄の世界から現実の“街”や“光”に引き戻されるようでした。
壮絶な戦いのあとに訪れる、やさしい風や誰かを想う気持ち。
戦いの物語が一気に「今を生きる私たち」の物語に繋がったように感じました。
松橋真三 (プロデューサー)
前シーズンを東京湾で戦い抜いたやまとは、今作で決死の北極海大海戦に挑みます。
作詞作曲を宮本浩次さんにお願いできるという朗報をいただき、今作の概要をお伝えしたところ、
「風」をテーマに書いてみるのはどうかとご返答があり、
このやまと旋風が陸地に波及していくストーリー展開にぴったりであると感動しました。
息をもつかせぬ2時間の映画の最後に、希望に満ちたAdoさんの「風と私の物語」を聞きながら、
最後まで劇場の大音響でご堪能ください。
お楽しみに!
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提供元:音楽ナタリー