台湾発のディスコバンドRIKI|「MUSIC AWARDS JAPAN WEEK SPECIAL LIVE-Shibuya Sound Scramble 2026-」出演アーティストインタビュー
国内最大規模の国際音楽賞「MUSIC AWARDS JAPAN 2026」の関連イベントとして、6月11日に「MUSIC AWARDS JAPAN WEEK SPECIAL LIVE-Shibuya Sound Scramble 2026-」が開催された。「MUSIC AWARDS JAPAN」が掲げる「世界とつながり、音楽の未来を灯す。」というコンセプトにもとづき、東京・渋谷duo MUSIC EXCHANGE、Spotify O-WEST、Spotify O-nestの3会場にグローバルに活躍するアジアのアーティストが集結。世代やジャンルを超えて熱演を繰り広げた。
この記事ではSpotify O-nestで開催された「TOKYO PLAYGROUND Stage」の出演アーティストより、台湾発のディスコバンドRIKIのボーカルRikiへのインタビューを掲載する。

──「MUSIC AWARDS JAPAN」への参加は、あなた自身や台湾の音楽シーンにとってどのような意味がありますか?
「MUSIC AWARDS JAPAN」は、日本で最も大きな音楽賞の1つですよね。台湾にも「金曲獎(Golden Melody Awards)」という似たような音楽賞がありますが、私にとって「MUSIC AWARDS JAPAN」は、とても大きなチャンスだと感じています。
──あなたに影響を与えた音楽的・芸術的な存在は誰ですか?
意外かもしれませんが、最も大きな影響を受けたアーティストの1人はレディー・ガガです(笑)。彼女の音楽、表現力、そして多様性にはとても感銘を受けています。おそらく、これまでで最も影響を受けたアーティストだと思います。また、藤井 風さんのパフォーマンスにも憧れています。ステージでの表現力が素晴らしく、多くの刺激を受けています。
──あなたの文化的背景は音楽制作にどのような影響を与えていますか?
私は台湾で生きてきた人生そのものを音楽に込めたいと思っています。そして、世界中の人々、特に台湾の人々に向けて、「台湾での何気ない日常は実はとても特別なものなんだ」ということを伝えたいです。
──台湾の音楽文化の中で、もっと国際的に注目されるべきだと思うものは何ですか?
台湾のMandopop(中国語ポップス)はすでに世界中の中国語圏のリスナーに広く受け入れられています。しかし、私は台湾のインディーズアーティスト、特にインディーバンドにももっと注目してほしいと思っています。彼らはメインストリームのMandopopとはまったく異なる魅力を持っていて、本当にクールなんです。ぜひ多くの人に知ってもらいたいですね。
──世界の音楽ファンに台湾の音楽シーンについて知ってほしいことはありますか?
海外の方には、ぜひ台湾のインディーズ音楽シーンを掘り下げてほしいです。台湾には素晴らしいインディーロックバンドがたくさんいますし、歌詞も中国語だけでなく、台湾語や英語などさまざまな言語で書かれています。ぜひ深く探ってみてほしいですね。
──アジア音楽が世界でさらに認知されることについて、どのような期待を持っていますか?
欧米の人々にもっとアジアの音楽を知ってもらいたいと思っています。アジア音楽は伝統音楽だけではありません。ロック、ディスコ、ポップ、ジャズなど、さまざまなジャンルがあります。台湾のロックや日本のロックなど、アジアの音楽は欧米の音楽とは異なる魅力や感覚を持っています。そうした違いを発見してもらえたら、とても面白いと思います。

──将来的にコラボレーションしてみたいアーティストはいますか?
例えば、台湾のとてもクールなバンド・icyballです。彼らはシティポップやファンクを演奏していて、ぜひ一緒に音楽を作ってみたいと思っています。将来何か一緒にできたらうれしいですね。もちろん、ほかにたくさんコラボしたいアーティストはいるのですが、全部言うのは少し恥ずかしいです(笑)。例えばデュア・リパとか! そのリストはまた今後見直したいと思います(笑)。
──レディー・ガガや藤井 風以外で尊敬しているアジアのアーティストはいますか?
最近、タイのバンドH3Fのオープニングアクトを務める機会がありました。彼らは本当に素晴らしいミュージシャンです。音楽も「かなりいい」どころか、本当に素晴らしいんです。もっと世界中の人に注目してほしいと思っています。彼らはホーンセクションを含むフルバンド編成でライブを行っていて、パフォーマンスも圧巻です。今も精力的にツアーを続けていて、その姿勢もとても尊敬しています。
──将来的に世界の音楽シーンでどのような役割を果たしたいですか?
正直、未来がどうなるかはまだわかりません。でも、世界中の人々にもっとアジアの音楽を知ってもらい、その魅力を感じてもらえたらうれしいです。そして、その流れの一部となり、アジアの音楽を世界へ届けるお手伝いができればと思っています。
──日本のファンへメッセージをお願いします。
世界には本当に素晴らしい音楽がたくさんあります。私たちはアジアの音楽を作り、その音楽を通してアジアの物語や視点を伝えています。これからも、より大きく、より意義のあることに挑戦していきたいと思っています。本日はありがとうございました。